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【筑後地区】IPLルミナスとはどんな機械?ドライアイ治療に用いられる光治療の特徴を解説

ドライアイといえば点眼薬による治療が一般的ですが、近年では「光」を使った新しい治療法が注目を集めています。
その中でも代表的な機械が「IPLルミナス」です。
IPLルミナスは、まぶたの周囲に特殊な光を当てることでドライアイの原因となる油分の分泌を改善し、涙が乾きにくく目の表面をしっかり潤す状態を取り戻すことを目的としています。
従来の治療で効果が得られにくかった患者さんに対しても有効性が報告されており、眼科医療の現場で導入が進んでいます。
この記事では、IPLルミナスの仕組みや特徴、治療の流れ、安全性や注意点についてわかりやすく解説します。

 

IPLルミナスとはどんな治療機械なのか

IPLルミナスの基本構造

IPLルミナスは、眼科領域で使用される医療用光治療機器です。
外見はハンドピース型の照射機械で、まぶたやその周囲に光を当てる構造になっています。
美容皮膚科でシミや赤ら顔の治療に使われるIPL(Intense Pulsed Light)という技術を応用したもので、眼科では特に「マイボーム腺機能不全によるドライアイ」の治療に使用されています。

どのようにドライアイへ作用するのか

ドライアイの中でも特に「マイボーム腺機能不全(MGD)による蒸発亢進型」が対象となります。
IPLは光の熱エネルギーでまぶたの皮膚を温め、マイボーム腺に詰まった油分を柔らかくして分泌を促します。
その結果、油分がスムーズに分泌され、涙の蒸発を防ぐ効果が期待できます。
単なる点眼薬の補助ではなく、根本的に涙の質を改善する治療法として注目されています。

従来の治療との違い

従来の点眼治療は「不足している涙を補う」対症療法的な側面が強いものでした。
一方、IPLルミナスは「涙の安定を取り戻す」という根本的なアプローチを可能にします。
また、温罨法(温める治療)よりも効率的に熱を届けるため、深部のマイボーム腺機能改善につながりやすいのが特徴です。

 

IPLルミナス治療の特徴とメリット

痛みが少なく短時間で終わる

IPLルミナスによる治療は、照射自体は数分程度で完了します。
麻酔や切開は不要で、患者さんは専用のゴーグルを装着し、軽い光の刺激を受けるだけです。
一瞬チクッとする程度の刺激を感じることはありますが、多くの方が「温かさを感じる程度」と答えています。

涙の質を改善できる

人工涙液やヒアルロン酸点眼は涙の量を一時的に補うことはできても、涙の「質」そのものを変えることはできません。
IPLルミナスは油分の分泌を改善し、涙の蒸発を抑えることで安定した涙の膜を作ります。
そのため「すぐに乾く」「目がゴロゴロする」といった症状が改善しやすいのです。

中長期的な効果が期待できる

点眼は毎日続けなければならないのに対し、IPLルミナスは数回の治療で効果を実感できるケースがあります。
もちろん個人差はありますが、治療を繰り返すことで数か月以上効果を実感できる場合もあります。
ただし持続期間には個人差があり、追加照射や併用治療が必要になるケースもあります。
「目薬を一日に何度も差さないといけない負担」から解放される点も、大きなメリットといえるでしょう。

 

治療の流れと受診の際の注意点

診察から治療開始まで

まず眼科でドライアイの状態を診断してもらいます。
その際にマイボーム腺の機能不全が確認されると、IPLルミナスの適応が検討されます。
治療は外来で行われ、点眼や温罨法で十分な改善が得られなかった患者さんに推奨されることが多いです。

施術の実際

治療の際には目の周りにジェルを塗布し、照射部分に光を当てていきます。
1回あたりの所要時間は10〜15分ほどで、施術後はすぐに帰宅可能です。
治療後には一時的に赤みやほてりを感じることがありますが、多くは数時間で落ち着きます。

治療回数の目安

IPLルミナスは1回だけでなく、数回の治療を繰り返すことで効果が高まります。
一般的には3〜4週間おきに3〜4回行うケースが多く、その後は症状に応じて追加照射を検討します。
定期的にフォローアップを受けることで効果を維持しやすくなります。

 

安全性と注意すべき点

副作用の可能性

IPLルミナスは安全性が高い治療とされていますが、副作用がまったくないわけではありません。
施術後に赤みや軽度の腫れ、皮膚のほてりを感じることがあります。
これらは数時間から数日で自然に改善することが多いです。

治療を受けられないケース

妊娠中の方、光過敏症のある方、光感受性を高める薬を内服中の方、皮膚に炎症や感染がある方、直近で眼周囲の手術を受けた方などは治療を受けられないことがあります。
また、抗凝固薬を内服中の方や重度の皮膚疾患を持つ方は医師に必ず申告が必要です。

自己判断での中止や継続は避ける

「症状が良くなったからもう受けなくていい」と自己判断するのは避けましょう。
効果を持続させるためには医師の指導に沿って治療計画を立てることが大切です。

 

IPLルミナスは新しいドライアイ治療の選択肢

IPLルミナスは、マイボーム腺の機能改善を目的とした光治療で、従来の点眼治療では十分な効果を得られなかった患者さんにとって新しい選択肢となります。
痛みが少なく短時間で行えること、涙の質を改善して根本的な治療につながること、そして中長期的な効果が期待できることが大きな特徴です。
一方で、妊娠中の方や光過敏症のある方などは治療が難しい場合があるため、必ず眼科での診察を受けた上で適応を確認する必要があります。
ドライアイに悩む方にとって、IPLルミナスは「点眼だけに頼らない治療法」として希望となる機械です。
目の乾きや不快感が長引いている方は、一度眼科で相談してみるとよいでしょう。

 

筑後地区で目のことでお悩みの方は「龍眼科」へ

龍眼科は、昭和3年に柳川の地で開院し、96年間地域の皆様の健康を支えてまいりました。
当院は、小さなお子様からご年配の方まで、皆さまに安心して通院いただけるよう、快適な環境と様々な設備を整えております。
目のことで少しでも気になることがあれば、まずはお気軽に福岡県柳川市「龍眼科」へご相談ください。
どんな小さな悩みでも、お手伝いできることがあると思います。
信頼される眼科医療を提供し、これからも地域の皆さまに寄り添ってまいります。

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