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9:00-12:30 (受付12:30まで) |
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14:30-17:30 (受付17:30まで) |
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※日・祝日休診
当院では、様々な眼科疾患に対してレーザー治療を行っています。
レーザー治療は、メスを使わずに患部を精密に治療できるため、患者さまへの負担が少なく、安全で効果的な方法です。
糖尿病網膜症では、血液が流れなくなった部位(無灌流領域)や毛細血管瘤に対して、必要に応じてレーザーを照射します。
この治療により、視力が悪化する場合もありますが、治療の主な目的は、病気の進行を止めて失明を防ぐことです。
高血圧や動脈硬化などが原因で、目の奥の網膜にある小さな血管が詰まってしまう病気です。
この状態が続くと、視力の中心部分である黄斑部が腫れてしまい、視力が低下したり、最悪の場合、失明につながる恐れがあります。
また、新しい血管ができて出血を起こし、視界がぼやけるなどの症状が現れることもあります。
レーザー治療によって新しい血管(新生血管)ができるのを防ぎ、硝子体出血や視力の悪化を食い止めます。
目の奥の大きな血管(網膜静脈)が詰まってしまう病気です。
この状態になると、網膜全体に血液が流れにくくなり、出血したり、水がたまる(浮腫)ことが起こります。
特に、視力の中心部分である黄斑部が腫れてしまうと、視力低下が進んでしまうことがあります。
レーザー治療によって新しい血管ができるのを防ぎ、硝子体出血や視力の悪化を食い止めます。
網膜に小さな穴(網膜円孔)や裂け目(網膜裂孔)が開いてしまう病気です。
この部位から、網膜の下に液体が入り込んでしまい、網膜が剥がれてしまう(網膜剥離)ことがあります。
レーザー治療では、この穴の周りにレーザーを当てて、穴から液体が入り込みにくくすることで、網膜剥離を防ぎます。
白内障の手術を受けた後、再び視力が低下することがあります。
これは、手術の際に残しておいたレンズの後ろの部分の袋が濁ってしまうことが原因で起こる「後発白内障」と呼ばれる状態です。
この後発白内障を治療するために、YAGレーザーというレーザーを使って、濁ってしまった部分を取り除くレーザー治療を行います。
袋には神経がないため痛みがない治療です。この治療により、袋の濁りがなくなることで見やすくすることができます。
麦粒腫は、まぶたの端にできものができ、赤く腫れて痛みを伴う病気です。主に細菌感染が原因で起こります。
治療は、温罨法(患部を温める)や抗菌薬の点眼薬などを行います。
腫れがひどい場合は、切開して膿を出すことがあります。
霰粒腫は、まぶたの中にできもの(炎症による肉芽)ができる病気です。
麦粒腫と違い、痛みは強くありませんが、時間がたつと大きくなることがあります。
治療は、温罨法や点眼治療などを行います。大きくて見た目が気になる場合は、手術で取り除くこともあります。
目の周りの骨の中に、眼球を支える脂肪があります。この脂肪が、まぶたの裏側に飛び出てきて、白目が盛り上がって見える状態を眼窩脂肪ヘルニアといいます。
ほとんどの場合、自覚症状はありませんが、見た目が気になる場合は、手術で飛び出した脂肪を取り除くことができます。