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オルソケラトロジー

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オルソケラトロジーとは

就寝中に「オルソケラトロジーレンズ」と呼ばれる特殊なコンタクトレンズを装用して、角膜の形を一時的に矯正することで、近視乱視を改善する治療法です。
夜間に5時間以上レンズを装着して寝ることで、起床後も一定時間角膜の形が維持されるため、日中はメガネやコンタクトレンズなしで裸眼で過ごせます。

メリット・デメリット

メリット

・日中にメガネやコンタクトレンズなしで過ごせる
・スポーツやアクティビティを裸眼で楽しめる
・手術を必要としないため、レーシックやICLに抵抗がある方にも安心
・成長期のお子様の近視進行を抑える効果が期待できる

デメリット

・毎晩、就寝時にレンズを装着する必要がある
・使用を中止すると角膜が元の形に戻る
・レンズの管理や取り扱いに注意が必要

こんな方におすすめです

  • 軽度から中等度の近視の方
  • メガネやコンタクトの使用が面倒に感じる方
  • 日中を裸眼で過ごしたい方
  • スポーツやアウトドア活動を裸眼で楽しみたい方
  • レーシックやICLなどの手術に抵抗がある方
  • お子様の近視進行を抑えたい方
  • 日中に点眼薬を使用している方
  • ドライアイやアレルギー性結膜炎に悩んでいる方など

治療の流れ

適応検査

オルソケラトロジーが適用できるかを確認するため、目の健康状態や近視の度合い、角膜の形状を詳しく検査します。
適応がない場合は、他の治療法を検討する必要があります。

レンズ装用・トライアル開始

適応が確認された場合、最適なレンズの形状や度数を決定します。
その後、レンズの取り扱いについて説明を行い、1週間分のトライアル用レンズを貸し出します。
この期間にレンズの使用感や視力の変化を確認します。

テスト装用後の検査

1週間後に再度検査を行い、レンズの装用状況を確認します。
問題がなければ、正式にオルソケラトロジーを開始します。

定期検診

治療開始後は、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後に定期検診を受け、目の状態やレンズの適合性を確認します。
その後も、3ヶ月に一度の定期検診を推奨しております。