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眼瞼下垂・まぶた外来

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治療

眼瞼挙筋前転術

まぶたを引き上げる筋肉を強化する手術です。
具体的には、瞼を引き上げる筋肉をまぶたの縁にある硬い組織に縫い付け、目を開けやすくする方法です。
この手術により、瞼が下がるのを改善します。

眉下皮膚切除術

眉毛の下部分の皮膚を切除し、縫い合わせることでまぶたを引き上げる手術です。
これにより、額の筋肉に過度な力を入れることなく、自然に目を開けられるようになります。




眼瞼下垂とは

眼瞼下垂は、上まぶたが下がって目を十分に開けられない状態を指します。まぶたを上げる筋肉や神経が十分に機能しなくなることで引き起こされ、視野が狭くなったり、見えにくくなることがあります。上まぶたの皮膚のたるみが増えることで視界が遮られるケースもあります。
眼瞼下垂には、生まれつきの「先天性」と、加齢や外的要因による「後天性」の2つのタイプがあります。

こんな症状はありませんか?

  • まぶたが視界を遮り、上の方が見えにくくなる
  • 目を開ける際、眉や額に力を入れるため、額にシワができる
  • 眉が上がることで表情が不自然になる
  • 顎を上げて物を見ようとするため、姿勢が不自然になる
  • 長時間の目の使用で、眼精疲労や頭痛、肩こりが発生することがあるなど

原因

先天性

生まれつき、まぶたを上げる筋肉や神経の働きが弱いことが原因です。

後天性

加齢によるまぶたのたるみや、コンタクトレンズの長期使用、その他の外的要因が原因となることが多いです。
特に、加齢による筋力低下や皮膚のたるみが多く見られます。
コンタクトレンズの頻繁な使用も大きな原因の一つです。

眼瞼下垂になりやすい人

加齢

眼瞼下垂の最大の原因は加齢です。
加齢に伴い、まぶたを支える筋肉が弱くなり、皮膚がたるむことで眼瞼下垂のリスクが高まります。
研究では、年齢を重ねるごとに眼瞼下垂のリスクが約5%上昇するとされています。

コンタクトレンズ使用者

コンタクトレンズを長期間使用している人は、装着や取り外しの際にまぶたを頻繁に触ることで、眼瞼下垂のリスクが高まります。
特にハードコンタクトレンズを使用している人は、ソフトレンズ使用者よりも眼瞼下垂の発症率が高いことが示されています。

屋外作業者

屋外で作業する人も、眼瞼下垂になりやすい傾向があります。
顔に付着した汗や汚れを頻繁に拭うことで、まぶたをこすることが多くなるためです。

生活習慣病患者

高血圧や糖尿病などの生活習慣病を抱える人は、動脈硬化の進行などにより眼瞼下垂のリスクが高まります。
特に長期間にわたり生活習慣病を抱えている場合、そのリスクはさらに増加します。